豊かになったがひ弱さを見せる日本。これが本当の姿なのか…。何かを忘れているのか…。労働力の集約化、国際化、情報化などが急速に変化する中で生活とともにあった行事は形骸化され、その心根を伝える様子は薄らいでしまった。忘れ去られたものはいったい何だったのか。第9回とよたまちびと講では、そんな日本人の忘れ去られた自分探しに挑戦します。  
開催日 / 平成16年2月7日(Sat)
時 間 /13:30開場
場 所 / 豊田市能楽堂
入場料/ 2,500円

松岡 正剛
(まつおか せいごう)

雨編集工学研究所所長

略 歴

京都市生まれ。編集工学研究所所長、帝塚山学院大学教授、ISIS編集学校校長。独自の世界観にひそむ方法を編集工学として確立、科学から芸術におよぶ多様なジャンルの再編集に取り組み、その成果を著作、映像、マルチメディアとして発表している。講義名人としても知られ、数多くの私塾を開催、日本の文化と方法を伝授している。おもな著書は、『空海の夢』『花鳥風月の科学』『フラジャイル』『知の編集工学』『情報の歴史を読む』『知の編集術』『日本流』『日本数寄』『山水思想』『遊学』ほか多数。現在、毎日1冊の本を取り上げて紹介する「千夜千冊」をWEB上で連載、4000字を超える文章を千日書き続ける「知の千日回峰行」として注目を集めている。



坂田 明
(さかた あきら)

ミュージシャン[アルト・サックス、クラリネット]

略 歴

1945年広島県呉市生まれ。1969年、東京でグループ『細胞分裂』を結成。1972年、山下洋輔トリオに参加、1979年まで在籍。1980年よりは、様々な形態のグループの結成、解体を繰り返しながらミュージック・シーンの最前線を走り続ける。現在のレギュラー・ユニットは『坂田明・mii』、そして、自由なミュージシャンの組み合わせで様々なセッションを試みる『ケストラダマシ』。近年は、ミジンコ飼育家としても知られ、1994年には東京・葛西臨海水族園でのミジンコ博覧会のプロデュース、そして、1996年3月にはビデオ・ソフト『ミジンコの宇宙』を発表した。最新作は『fisherman's.com』。また著作に「ミジンコの都合」(晶文社/1989)「ミジンコ道楽/その哲学と実践」(講談社/1997)などがある。



吉野 弘志
(よしの ひろし)

ミュージシャン[ウッドベース]

略 歴

1955年広島市生まれ。東京芸大在学中よりジャズ・クラブに出演、坂田明、冨樫雅彦、加古隆、山下洋輔などの様々なグループ、セッションに参加する。また現代音楽の分野での活動も活発で、武満徹プロデュースの"MUSIC TODAY""八ヶ岳高原音楽祭"などに出演、最近は『アンサンブル・ノマド』にもしばしば客演している。現在は自己のグループ『モンゴロイダーズ』と『彼岸の此岸』〈ヒガンのシガン〉の二つを軸に活動、また自らの民俗音楽としてとらえているコントラバスの可能性を追求すべく、世界各国の様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも盛んにおこなっている。2002年夏、「泣いたら湖」を発表した。坂田明とは1980年のグループ参加以来、様々なシーンで行動を共にしている。