犯罪の低年齢化と凶悪化、NEET(若年無業者)の増加、そして著しい学力低下…。
今起こっている事実から目をそらさずに立ち向かいながら、私たちの全ての行動の原点にある“心”そのものを再認識しながら、さらに若者たちの“心”を昨今の事件や現象、若者文化といった足跡から辿っていきます。鋭い視点で現代人の心を洞察する作家・村上龍氏のトークと、世界的なフォルクローレ奏者であるソンコ・マージュ氏の心を揺さぶるギターの調べ。大いなる心のアドベンチャーを体感し、今私たちがいかに生きるべきか、いかなる“心”を持つべきかを考えるきっかけとするべく、第11回とよたまちびと講を開催しました。
 
開催日 / 平成17年2月17日(木)
時 間 /18:30〜
場 所 /豊田市民文化会館 大ホール
入場料/1,500円
     

村上龍
(むらかみりゅう)

作家

略 歴

1952年(昭和27年)長崎県佐世保市生まれ。武蔵野美術大学中退。大学在学中の76年、
「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、第75回芥川賞を受賞する。その後、
小説、エッセイ、対談集など、幅広い分野にわたり、話題作を発表し続けている。
著書に「コインロッカー・ベイビーズ」、「トパーズ」、「五分後の世界」、
「KYOKO」、「ラブ&ポップトパーズ2」、「インザ・ミソスープ」などがある。
また、「トパーズ」、「KYOKO」などで自ら映画監督を務める。また、1999年3月には
新しいメディアの実験として「Japan Mail Media」を創刊、編集長を務める。
 同年7月、経済学絵本「あの金で何が買えたか(画・はまのゆか)」を刊行。
他にも「共生虫」や「希望の国のエクソダス」などのインターネットやひきこもり、
集団不登校といった社会現象をテーマにした作品を発表。近作は「おじいさんは山へ
金儲けに」や5年ぶりの書き下ろし小説「最後の家族」、同作品はテレビ朝日でドラマ化
され、脚本も自ら手がけた。
100万部を突破したベストセラー「13歳のハローワーク」では、これからの時代を生き
抜くための新しい職業観を打ち立てた。最新刊は「人生における成功者の定義と条件」
(NHK出版刊)。第123回芥川賞選考委員。

 


ソンコ・マージュ

フォルクローレ奏者

略 歴

1966年
スペイン政府給費留学生としてアンドレス・セゴビアに師事、クラッシック・ギターを学ぶ。
1967年
アルゼンチンが生んだ世界的フォルクローレ・ギター奏者、アタウアルパ・ユパンキの前で彼の作品を演奏し、その高い音楽性を認められユパンキから愛用のギターの名器〈ヌーニュス〉とともにソンコ・マージュの名を贈られる。
 以来、メキシコ国立劇場ベージャスアルテス、キューバ国アマデオロルダン、アルゼンチン国コスキン音楽祭など各国の演奏会で絶賛される。万国博のペルーナショナルデーに特別出演。ユパンキ追悼演奏会などにも出演。1983年ペルー国リマ市の栄誉賞を受ける。1998年、日本文化振興会から国際芸術文化賞および国際栄誉賞を授与。
現在ユパンキの精神を引き継ぐ唯一の弟子として多彩な活躍をする。

 


矢野きよみ

タレント

略 歴

名古屋市大須出身。15歳のころから地元のテレビ、ラジオで活躍。
子供は一人、バツイチの下町のお姉ちゃん。得意とする分野は、音楽(ロック)、書道、写真など。特に書道歴は長く、展覧会に出展し、数多くの賞を獲得した実力の持ち主。テレビ番組のタイトルなども、手がけている